2017年4月2日日曜日

中﨑大磯町長 滄浪閣所有者を3回訪問 何のため?

 「町長の動向」は、町のホームページにも掲載されますが、町民は新聞折り込みのミニコミ紙をよく目を通しているようです。このごろよく聞くのは「大磯町の町長さんはよく横浜や東京に出かけるんですね。二宮町の町長さんは町の中で仕事をされているようだけれど」。私も気になっていたものの、漠然とした認識ではいけないと思い、ホームページで遡れる平成24年7月から今年3月13日までの分を読み込みました。
 二階幹事長を(私がカウントした限り)平成25年11月28日以降3年半の間に13回訪問しています。麻生財務大臣とは3回。自民党本部へもかなりの回数訪れています。

今、一番気になるのは綾瀬市の「道志会」の訪問

「道志会」は綾瀬市で介護老人福祉施設や有料老人ホームを経営する社会福祉法人で、理事長は川邊泰男氏です。インターネット記事によると2004年の高額納税者全国ランキングで15位でした。プリンスホテルから所有権が移転したのは平成19年(2007年)3月30日。「安倍政権の買い取り計画」が報道されたことがありましたが、その後の動きは私にはわかりません。観光推進のために国の税金を使った調査で、一度は「滄浪閣で道の駅」案も浮上しましたが、音沙汰なしの状況で忘れ去られている感があります。現在は1回1000円の駐車場になっていて、建物は使われていません。
 大磯町はプリンスホテルが手放すときに町が買いたいと手続きをとったものの、価格が折り合わず断念した経緯があります。私が議員になる以前から庁舎移転問題はくすぶり続けていますが、町民に見える議論は全くありません。
 そんな中で町長が「公務」として「訪問」することは大きな疑念を抱かせると言わざるを得ません。「公務とは」を含め、6月議会で質す予定です。