2017年5月7日日曜日

大磯中学校給食、何とかしてくれ!孫がかわいそうだ

 中学校給食の評価を高めようと教育委員会は努力をしていますが、私が情報公開で得た「大磯町中学校給食・スクールランチのこれからに向けて」の説明資料のアンケート結果は苦戦していると言わざるを得ない状況だと思います。
 昨年の7月7日と今年2月10日に行ったアンケート結果をみると、味付け、見た目はほとんど変わらず、味の濃さは「濃い」からどちらかというと「ちょうどよい」「薄い」へシフト、ごはんの量とおかずの量は少ないという回答が増えています。(特におかずの量)
 特筆すべきは「どのくらい食べるか」の設問の回答です。7月➡2月の結果は「全部食べる」97➡97、「半分以上食べる」172➡187、「半分以上残す」267➡222、「全然食べない」150➡134でした。改善はあるものの、全然食べない・・・が134人もいるなんて!!残食率21.5%もうなずけます。
 残す理由は「量が多すぎるから」59、「味付けが苦手だから」278、「苦手な食材が多いから」118、「食欲がないから」54(これも問題ですね。成長期の中学生が食欲がない?食欲をそそられないこともあるのでは?)「その他」117です。
 完食する生徒は「量はさらに必要」。理由は「運動量が多い」28、「もっと成長したい」13、「すぐ空腹になる」52、「おいしい」9となっています。
 設問は他にもありますが、「このようなデリバリー弁当を食べさせていていいのか」と、数字を見て愕然としました。
 私の「議会報告」に参加された方は、「何とかしてやってほしい。一緒に住む孫の話では、昼ごはんの時間が近づくと楽しくなくなると友達どうしで言っている。ほとんど食べていないみたいなので、心配だ。」と強い口調で話されました。
 時間を区切って「おいしい給食・小学校並みの残食率」にならなければ、違約金を払ってでも委託を中止することも考える必要があるのではないか。自校方式が実現するまでは家庭弁当と業者弁当の選択制を、と6月議会で求めていきます。