2017年6月11日日曜日

わからん!大磯駅前再整備 何も決まっていないのに調査費計上 

 8・9日に行われた議会の一般質問で明らかになった「大磯駅周辺安全・安心にぎわい創出事業」の進め方。何も決まっていないのに調査をすることが明らかになったとしか言いようがありません。8日の渡辺議員の質問の答弁をまとめると・・・
エリアを含め、構想は一切ない 安全・安心がメイン。バスやタクシーの動線を考える 再配置を再検討する 駅前をどうとらえるか、内部でいろいろ話をしている あらゆる想定をしている 地権者の意向確認はしていない 地権者の意見把握はしていない 

駅前再整備を悲願とするほんの一部の町民に翻弄されてはならない

私が議員になってほどなく、大磯駅前に5階建のマンション計画が浮上しました。切り土の関係で「開発行為を免れる可能性」が私たち反対住民の調査でわかり、町の事業者に対する「便宜供与」では、と住民訴訟を起こしました。結果は実質勝訴でした。
 当時から「駅前を原宿のようにしたい」などの声がありましたが、今は「変わらない」ことに価値を見出す時代であると思います。
 私の質問「地権者の考え無しに進むことは考えられないか」に対し、明確な答えはありませんでした。地権者数は2件で、微妙な問題があると答弁がありました。そのような問題を抱えながら、H30年度には調査・設計・移転補償関係で4150万円を計上予定というのですから、何をそんなにあせっているのかわかりません。
 ゼロからスタートするなら、最初から町民参画が図れるではないか、と迫りましたが具体的にはこれから進めると煮え切らない答弁。民意の反映を積極的にしようとしない町政は大問題です。