2018年3月28日水曜日

大磯町職員の流出は最悪 29年度中途退職者12名!!

 26日に発表された「平成30年4月1日付け人事異動について」を見て、予想をはるかに超える中途退職者の多さに愕然としました。
 年度途中に辞める「中途退職の中途退職者」が秋の段階で3名いましたが、さらに9名が年度末に中途退職し、合計12名です。これだけの多数退職者を出したのは、町史始まって以来のことではないかと思います。対して、新規採用者は消防を含め9名。これでは、ただでさえ滞り気味の業務が積み上げられるのは必至です。
 砂浜の波打ち際で砂の山をつくっていると、大波がすそ野をさらっていくことがあります。子どもの頃はそれが面白くてきゃあきゃあはしゃぎましたが、今、町の組織に置き換えると恐ろしい。山のてっぺんは何事もないように存在しているのですが、底辺を支える砂はごっそり減っている・・・職員のストレスの増加と住民サービスの低下に間違いなくつながっています。
 「時間外は7時半まで」の町長指示の影響で、早朝登庁が起きているようです。就業管理システムの適切な運用を求めます。

 消防は1名が退職し、2名の初の女性消防署員が採用されました。活躍を期待します☺しかし、消防のパワハラ問題は存在しているようです。

 職員の働き方の状況把握はまず総務の仕事。総務に言えないような息苦しい組織は根本から変えるべきです。辞めたもの勝ちか・・・と怒りと嘆息も聞こえてくるのです。

2018年3月24日土曜日

大磯町中学校給食 調査費に1080万円ムダ遣い 可決!!

 3月19日に3月定例会が終わりました。一般会計だけでなく、4特別会計含めて反対しました。中学校給食の調査委託費はやはり問題おおあり、でした。
●自校方式、親子方式、センター方式を全て詳しく調査した場合、採用されない2方式分はムダになってしまいます。
●センター方式採用で、小学校の温かい自校方式の給食をなくしてはいけません!
●町長は30年度中に教育委員会で方式を決めてもらうと言っていますが、日程からして、まず無理です。実施がいつまでのびるかわかりません。
横須賀市でも同様の調査をしたと教委の事務方がいうので、共産党市議に聞きました。なんと、23校分、決算ベースで2019万6000円!!予算の1080万円が入札でいくらに落ちるかわかりませんが、理解の域をはるかに超えています!

どの方式にいくらかかるか??懇話会や教育委員会に財政問題を考えてもらうことが間違いです

とにもかくにも「やる気」が一番大切なこと。財源は必ず生み出せます。かかる費用に一喜一憂していられません。お金はかかるけれども、自校方式を実施した自治体は枚挙にいとまがありません。
 今回の予算で明らかになったのは「町長のやる気の無さ」でした(-"-)


2018年3月15日木曜日

中﨑大磯町政 加速するハコモノ志向 駅前広場整備に4.3億円の数字が!

 昨日14日、大磯駅周辺の整備を検討する第4回の検討会を傍聴しました。9日には議会の常任委員会で質疑がありましたが、計画案の一部が書き換えられていました。議会の意見をいかすのはいいのですが、町に都合のいいところをいかすことが問題です。≪怒≫
 検討会議で出された率直な「意見」と(町の回答)は…「駅の利用者は本当に増えているのだろうか。町民に納得いただく数字が必要では」(入り込み客数目標は年間100万人。80万人強の実績がある。旧吉田茂邸再建などで増える見込み)「アンケート調査では48%が不便と答えている。送迎用スペースがほしいという回答が多いが、町民の利便性は図られるのか」(※プライベートな車は好ましくないという考えが基本。我慢をしながら…)「安全・安心は駅だけでなく町全体。子どもに暗い道を歩かせたくないから車の送迎が必要。30、40代が増えれば車は増えると思う」(※駐車は認められていないが…)「整備の費用が気になっていたが、4億円以上の数字が初めて出て驚いた。地域会館の建て直しを協議しているが、町の財政は厳しいと感じていた。お金があるなら防災に使ってほしい」(※整備するなら、の話。絶対やるというのではない)「それはおかしい。4億使うなら、他にやることがあるのでは」(大きな事業、総合計画で判断する。想定の概算値)「私有地のハードルは高いと思うが、対策は」(※さすがに民地の上に線を引くことはできない。引き続き協議を進め…できれば一体的にするのは異論はないと…)
 町は旧東駐輪場の跡地利用で、民地の上に引いたのか、そうでないかわからない図面を出しました。失礼な、迷惑な、圧力をかけるような図面だと思います。上から目線の話をしているとしたら、許されないことです。議論をしないまま、何も決まっていない施設のあり方を計画案とすることに議会で抗議しました。
 その他にも貴重な意見が出されました。町民の納得が得られるには、まだ相当な議論が必要です。観光とは…の、基本的な考え方にも言及がありました。
   ※会長の発言。その他は町の担当者です。
 

2018年3月11日日曜日

大磯駅周辺の整備計画の進め方もおかしい

 「安全・安心」と「にぎわい創出施設」は別物では?という疑問が解けないまま進んでいる「大磯駅周辺安全・安心にぎわい創出事業」。3月9日の総務建設常任委員会で今年度の最終案の説明があり、質疑を行いました。
 西の駐輪場がなくなり、東側に集中することになったことへの交通車両への対応は必要です。町を訪れる方たちとガイドボランティアさんが打合せをする場所は、解体した東駐輪場の跡地や、新駐輪場の南側の駅前用地を使っていただけば、歩道の拡幅は必要ないと考えます。
 何より、安全・安心が必要といいながら、来年度は整備も何もしないというのですから、訳が分かりません。加えて、新駐輪場建設の際に開かれた「大磯駅前用地利活用検討委員会」で「整備・改良・再配置地区に位置づけ」があると、東の旧駐輪場跡地を観光案内所、交番の移転先に角の民有地が含まれているような図面が出てきました。
 「利活用…」では「町が計画を持っているようなので」と、東駐輪場を使う町民案を取り上げませんでした。計画などありません!!このように、大磯町は都合の良い情報操作を繰り返す体質を持つことに、怒り心頭です。
 民地の所有者の同意を得ているのか、その場にいた(町長、副町長も含め)所有者に話に行った説明者の挙手を求めたところ、4名の職員が手をあげました。内容は交渉事なので答えられないというので、私は確かめに行くことを宣言しました。
 施設は3案ありますが、交番、観光案内所、店舗、フィットネスクラブ、子どもの一時預かり所などが記載されています。アンケート調査で多数見られた意見をもとに考えたそうですが、「何もいらない」意見もあったはず。3案の他に「何もつくらない」案が必要、と主張しましたが、答えはありません。
 あくまでも例示しただけ、ということですが、図面を残した途端、存在するようになり、きっかけになって使いたいときに計画があるといって使われていく。この繰り返しをどこかで断ち切らなければ、と強く思います。
 

大磯町自治基本条例 子どもの参加の機会はつくらない!!

 中﨑町長が就任して最初の定例会で、自治基本条例が提案されました。前町長のもと、町民参加で案が固まっていましたが、町長は「子どもの権利と責務」を足しました。
 私は大人が子どもに「考えを押し付ける」ことは無いか質問し、「しない」ことを確認の上、賛成しました。
 具体的な「子どもの参画の機会」は、本会議場をつかった「子ども議会」でした。開催のたびに多くの議員も傍聴してきました。しかし、28年度からは町立中学校の生徒会本部+@のメンバーで、町長と懇談会の形になりました。このスタイルの方が、自由闊達な意見が出たことは確かです。でも、本会議場の雰囲気を体験することも得難いことではなかったかとも思います。
 実は、すでにお伝えしたように、今年度予定されていた懇談会は町長の都合で延期されたうえ、大磯中学校については12月に予定されていた日程が理由も見通しもわからないまま、延期されました。
 予算特別委員会の中で、今年度は開催しないのか問いました。「開催しない」という答が返ってきて、力が抜けました。(30年度は両中学校で開催予定)
 大磯町広報に「町長が走る!」コラムが掲載されていますが、「町長が逃げる!」がピッタリだと私は思うのですが、いかがですか?

涙と笑いにつつまれた 大磯中学校の卒業式サイコー!

 明け方に降った時間最大雨量がなんと63.7mm(67.2ミリは誤・1名の方が閲覧)だった9日。心配だった雨もあがり、卒業証書授与式に伺いました。(以下、パソコン不調でアップが遅れた分、正確性が薄れたかと思います。ご容赦ください)
 校長の式辞は、「あなたたちの存在は1億円の宝くじを連続100回当てるくらいの稀有な存在」「いろいろ教えてもらったことも多い」「何といっても中学校給食の混乱の中で動じなかったことが凄かった。生徒会の活動も自分たちで考えてすばらしかった。私が対応で大変だろうから、校長室に行かないようにしているという生徒もいた」と、この場面ではしばらく言葉が続きません。「先生、がんばれ!」と掛け声があってやっと言葉をつなぐ校長の姿に、校長の思いを何度か直接聞いたことのある私は感銘を受けました。(オフ・ザ・レコードです('_'))大きな拍手が送られました。
 町長の祝辞は副町長が代読しました。「8人の総理大臣が居を構えた大磯町。誇りをもって…」「今年は明治150年…」といつものパターンで始まりましたが、「最後に、」と給食の件の謝罪がありました。副町長も一瞬言葉を詰まらせたように感じました。目新しいコメントはなく、まだ生徒、保護者や現場の気持ちが理解しきれていないことがわかりました。経緯については、言い訳のように聞こえてしまい、残念です。
 生徒会長のお別れの言葉は圧巻でした。最初から「いろいろありましたね、給食のことでは…」と話を切り出し、アンケートをみんなで考えて実施したことに触れ、「団結すれば何でもできる。闘える」と。力強さを感じました。彼も途中で言葉が続かず、仲間から励ます声がかかりました。
 私は生徒会本部のみなさんにひとこと「大人にがっかりしないでね」と伝えたいと思っていたのですが、生徒たちは見事に乗り越えていると確信しました。いろいろ大変だったけど、学ぶきっかけになったこと、大人が思っている以上に生徒たちはしっかり考えていることがわかります。校長以上に長い、大きな拍手が送られました。
 卒業生の皆さん、ご卒業、本当におめでとう!!

2018年3月3日土曜日

大磯町 どうしても答えたくない今年度の新たな中途退職者数

 既に4名が退職しているH29年度。予算特別委員会で、年度末に何名退職予定か質問
がありましたが答はありません。分かっているだけでも答えればいいのに、と思いますが、答えないところを見るとまた増えることを問題にされたくないから?と勘繰りたくもなるというもの。
 H25年度から、職員が課をこえて研究などを行う「自主研究活動助成金」年額1万円が毎年計上されますが、実際は25年度に1回使われただけです。忙しすぎて、研究どころではないと推察します。提案しても無駄、と思われていたら深刻です。
 アンケート調査を早く分析し、課題を整理して改善にいかすように、私を含めて3名の委員が質しましたが、「できるところから早急に着手する」回答しか返ってきません。7時半に仕事をやめて帰るようにしてから3カ月半が経ちます。土休日の無断出勤なしに業務が片付いているとは考えられないので、しわ寄せがいつ、どのような形で出るか、とても心配です。
 議会で提案したり指摘することはできても、働き方を指示するのは町長にしかできません。給料の低さや、業務量の増加は担当者も認識してはいるものの、希望が見えない職場にならないように幹部職員が町長に進言することを期待します。
 「権力は腐敗しがち」といいます。「甘やかす」は英語で「腐らせる」です。腐りきってからでは遅い!腐らないようにしないと、と強く思います。 

大磯町 携帯電話の通話料・予算計上は町長だけ

 今定例会の一般質問で「12月28日に町長から電話がかかってきた」ことを問題にされた町長、「○○さんに口利きをお願いしようと電話をした」と仰天答弁。議論はそのまま進んだので、耳を疑ったほどでした。
 かなり前の事ですが、私の携帯にも町長から電話がかかってきて驚いたことがあります。家族が後先考えずに電話番号を教えたためでした。内容は忘れましたが、「よろしく」と何かを頼まれました。「私の電話番号は登録からはずしてください」と頼んだところ、「いいえ、いざという時に必要ですから消しません」と断られました。今はどうなっているのかわかりませんが、そういう方なのだと思ったことを思い出した次第です。
 さて、昨日の予算特別委員会で「町長の携帯電話の通話料は計上されているのか、また職員についてはどうか」質問しました。「町長の携帯電話の通話料はかけ放題の定額一カ月3200円。職員分の計上はない」ことがわかりました。
 特に現場に出ることが多い職員は、自分の携帯電話を公務に使っています。決して勧められることではありません。レコーダーまで私的なものを使わせていいのか指摘しましたが、改善されていないので問題意識はないと判断せざるを得ません。
 公用車の1号車(町長車)のリース料は年額87万6000円ほど。町長車より運行の少ない2号車と合わせた高速道路の通行料は年額34万4000円を計上しています。
 税金の使い方としてどう考えるかは様々だと思いますが、「財界賞・経営者賞贈呈式」だけに公用車(ガソリン代・高速料金)を使い、東京を往復する町長に、将来は託せないという思いが強くなっています。

2018年3月1日木曜日

大磯中学校給食の町長答弁 「情けない」「他人ごと」で怒り心頭

 27日に行った中学校給食の町長と教育長の答弁に怒り心頭です。来年度予算に盛り込んだ1080万円によって、いつ完全給食が実施できるか聞いたところ「わかりません」。今回の一般質問で大磯中学校の生徒会と懇談する約束を2回も延期した上、理由も見通しも伝えないことについて、信頼関係を失ったまま卒業させてよいのか聞いても、両氏ともに「・・・・」。教育長は現場の意見を尊重し、見守ることにしている、の一点張り。入試も終わり、現場の状況は変わっているはずです。あまりにも情けない…なんとかしなくては、と思います。

方式が決まってからの調査でなければムダ金が出ます

1080万円の調査で、専門家の見地をいかすと答弁があり、その中で「自校方式の敷地が十分あるか」が含まれるという事でした。私は既に両校のおよその「敷地境界」がわかる図面を情報公開で入手しています。敷地境界の確定図をつくってもらう予定と考えられますが、それと「給食の提供方式」を一緒にすることは先送りにしかなりません。(これにはお金がかかります)。自校、親子、センター方式のうち、「自校方式がベスト」と、前懇話会は結論付けています。あの時の議論を何と思っているのでしょうか。

大磯中学校で国中の分もつくる「共同調理場」建設が可能では

国中は自校式の敷地の確保は難しい。でも磯中は川崎市の自校方式を参考にすれば可能と思います。もちろん現場の意見も聞かなくてはなりません。無理のある「検討」に無駄な労力と税金をつぎ込む中﨑町政に未来は見えてきません。巷では「センター方式ありき」では、という話もあります。センター方式で小学校の自校方式をなくすなど、許せません。